シングルバーナーを選ぶとき、
思わず立ち止まってしまう方も
多いのではないでしょうか?
CB缶かOD缶か、
寒冷地でも使えるかどうか、
一体型か分離型か──。
選択肢が多すぎて、
「結局どれを選べば正解なの?」と
迷ってしまうのも無理はありません。
そんなキャンパーの悩みに、
信頼と実績で応えるのが
SOTOのCB缶対応バーナーです。
性能・耐久性・扱いやすさのバランスが抜群で、
「最初の1台」にも「買い替えの1台」にも
選ばれているSOTO。
この記事では、
SOTOの人気モデル
「ST-340(レギュレーターストーブ Range)」
「ST-350(レギュレーターストーブ TriTrail)」
「ST-331(TrekMaster)」
を徹底比較。
ソロ〜ファミリーキャンプ、
軽量志向から寒冷地対応まで、
用途別に最適な1台がわかるように、
選び方のポイントをわかりやすく解説します。
これを読めば迷わず最適な一台が選べます!!
製品名 | スペック・特徴(詳細) | おすすめな人 |
ST-340(レギュレーターストーブ Range) | ●火口径66mm ●火力3.3kW ●点火アシストレバー搭載 ●重量360g ●耐荷重5kg ●マイクロレギュレーター搭載 | バランスの取れた一台が欲しい人。 大きな鍋で調理したい人。 |
ST-350(レギュレーターストーブ TriTrail) | ●超軽量135g ●チタン製ゴトク ●耐風性◎ ●マイクロレギュレーター搭載 ●耐荷重2kg | 登山・ソロキャンプ・UL志向の軽量装備派。 |
ST-331(TrekMaster) | ●液出し分離型 ●ジェネレーター搭載 ●点火装置なし ●安定性重視 ●CB TOUGH缶推奨 | 高所や寒冷地など、過酷な環境でも安定した火力がほしい人。 |
ST-340|レギュレーターストーブ Range
スペック
●本体サイズ:幅166×奥行142×高さ110㎜
●収納サイズ:幅140×奥行70×高さ110㎜
●重量:360g
●火口径:66mm
●発熱量:3.3kW(2,800kcal/h)
●耐荷重:5kg
●点火方式:圧電点火式(アシストレバー付き)
●マイクロレギュレーター搭載
良い点、残念な点
✓ 火力が強く、安定
✓ 安定感があり、大きな鍋も使用可能
✓ 点火アシストレバー付きで初心者も安心
× コンパクトさはやや劣る
× ソロキャンプにはオーバースペック気味
× 脚部がステンレスなので熱くなる
特徴
大口径バーナーで均一に加熱。ファミリー向けに最適。
大型クッカーも楽に使える
パワフルなバーナーです。
自宅のような快適さで
キャンプ飯を作りたい方にはピッタリ。
また、
マイクロレギュレーター搭載なので、
25℃~5℃の環境下でも
安定して火力を維持することが出来ます。
前身版ともいえるST‐310の欠点でもあった
点火スイッチの押しにくさも、
点火レバーが搭載されたことで解決。

また、
他のモデルに比べ火口が大きく山型なので、
大きな鍋でも鍋底を均一に温めることが出来るので、
加熱ムラが少なく、
焦げ付きしづらいという特徴があります。
価格、使い勝手においてバランスが取れた一台です。
「初めの一台」を選ぶのであれば
ST‐340を購入すれば失敗しません!!
脚部がステンレスなので、
触ると火傷する可能性があります。
この点には注意しましょう。
ST-350|レギュレーターストーブ TriTrail
スペック
●本体サイズ:幅138×奥行156×高さ111㎜
●収納サイズ:幅112×奥行47×高さ113㎜
●重量:135g
●素材:チタン製ゴトク採用
●耐荷重:2kg
●点火方式:圧電点火式(アシストレバー付き)
●マイクロレギュレーター搭載
良い点、残念な点
✓ 軽量で持ち運びが圧倒的に楽
✓ 耐風性能が高く、天候の影響を受けにくい
✓ チタン製ゴトクで脚部が熱くなりづらい
× 耐荷重が低く、大鍋調理には不向き
× 火口が小さいため、加熱範囲はやや狭い
特徴
超軽量・耐風性が高く、登山・ULキャンプ向け
ST-350は、
「軽さ命」のキャンパーに最適です。
登山やミニマルなソロキャンプでは、
荷物の重量が重要。
このモデルなら、
ザックの中でもスペースを
取らずに持ち運べます。
ゴトク部分にチタンを使用しているため、
軽くて丈夫な作りになっています。
また、
ゴトクがチタン製で熱が伝わりにくく、
五徳と一体となっている脚部パーツを
触ってもやけどしにくいのも安心です。
肝心の火力については、
マイクロレギュレーターを搭載しており、
SOTO「CB TOUGH」ボンベという
寒冷地対応のCB缶を使用することで
高地かつ低温化でも安定します。

また、火口がすり鉢状になっているため、
耐風性も高いことも高ポイントです!
ST-331|TrekMaster(液出し分離型ストーブ)
スペック
●本体サイズ:幅500×奥行140×高さ105㎜
●収納サイズ:幅90×奥行70×高さ105㎜
●重量:約195g
●耐荷重:2㎏
●タイプ:液出し分離型
●イグナイター非搭載(外部着火)
●火力安定性:高地や低温でも安定
良い点、残念な点
✓ 火力が安定しており、寒冷地でも安心
✓ 分離型でガス缶が熱の影響を受けにくい
✓ コンパクトに収納可能
× 自動点火がなく、ライターなどが必要
× プレヒートが必要で初心者にはややハードルが高い
特徴
液出し構造で火力安定、分離型で安全性◎
ST-331は、
過酷な環境でも確実に火を確保したい
上級者向けモデルです。
分離型のバーナーであるため、
輻射熱でガス缶が温まる心配がなく、
大きな鍋や風防の使用が可能です。
また、
このバーナーは、
液出しによる火力の安定性が
最大の魅力です。
SOTO「CB TOUGH」缶を使用することで
このバーナーは最大効果を発揮します。
その火力は、
寒冷地でもCB缶のバーナーながら、
OD缶に匹敵するほどの火力を誇ります。
もちろん、
通常のCB缶も使用することが出来るのも
経済的で嬉しいポイントです。
CB缶からガスを送り出すホースは
しなやかに曲がります。

ホースがしなやかなので、
ガス缶を移動させた時に
本体部分が動くことが無く
安全に調理することが出来ます。
デメリットとしては、
イグナイターが無いことと
プレヒートが必要なこと。
それぞれコツが必要であるため、
キャンプ初心者には少しハードルが高い分、
火器を扱う楽しさを感じられる製品です。
まとめ|用途に合ったSOTOバーナーで快適なキャンプを
CB缶シングルバーナーは、
一体型・分離型、
さらには寒冷地での使用可否など、
選択肢が多く迷いやすいアイテムです。
そんな中でも「SOTO」は
信頼性・
使いやすさ・
機能性のバランスが取れたブランドとして、
多くのキャンパーから支持されています。
今回紹介した3モデル(ST-340・ST-350・ST-331)は、
それぞれに個性があり、
キャンプスタイルに応じた最適な選択肢が見つかるはずです。
安定感と高火力を重視するならST-340(分離型)
軽量コンパクト重視ならST-350(一体型)
寒冷地でも安心して使いたいならST-331(マイクロレギュレーター搭載)
ぜひこの記事を参考に、
あなたのキャンプスタイルにぴったりの
CB缶対応シングルバーナーを選んで、
快適で楽しいアウトドア時間を手に入れてください。
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