こんにちは!
以前の記事「「ルーメナー2」がメインランタンとしておすすめ」でルーメナー2について書きました。
ルーメナー2は、最大1,500ルーメンで防塵・防水性に優れるなど、メインランタンとして優秀であることをご理解いただけたかと思います。
「メインランタンを紹介したら、次はテーブルランタンだろ!」ってことで、今回は私が使用している5050WORKSHOPのMINIMALightについて書いていこうと思います。
皆様は、キャンプでのテーブルランタンとして、人気を博したGoal Zeroをご存じですか?
Goal Zeroはコンパクトでスペックも良く、価格が安いことから人気に火が付き、品薄状態となったランタンです。
現在でも品薄状態が続いており、転売品が続出し、元値の倍以上で出品されています。
始めは、私もGoal Zeroの購入を検討しましたが、状況が好転しなかったため、Goal Zeroに代わるテーブルランタンを探し求めてネットサーフィンした末に出会ったのが、MINIMALightでした。
MINIMALightを1年程使った感想も含めて書いていきます!
今回の記事は、私と同じような思いをしている方達には参考になると思います!
では、詳細を書いていきます!
1.テーブルランタンとは?
MINIMALightについて書く前に、テーブルランタンとはどういうものかを説明しておきます。
ざっくり言うと「テーブル周辺を照らし、キャンプの雰囲気づくりに用いられるランタン」です。
明るさとしては、80~500ルーメンあれば十分でしょう。
実際は200ルーメン程あれば、やんわりとした灯りで眩しすぎず、テーブル上を照らすことが出来ると思います。
また、テーブルランタンの大きさは、テーブル上に置く場合もあるため大きすぎないものが良いです。
それに加えて、転倒しづらい形or転倒しても危なくない形の物をおすすめします。
テーブルで作業中に誤ってランタンを倒してしまうことは少なくないです。
その際、事故につながりにくい物であれば安心して使用できますよね!
2.MINIMALightのスペック
素材 | アルミニウム(アルマイト塗装) |
サイズ | H 123 × W 26.5 × D 26.5 ㎜ |
内臓バッテリー | 2,500mAhリチウムイオン |
色温度 | ハンディ:白色 ランタン:暖色/温白色 |
照射距離 | 100m(ハンディ) |
防水レベル | IPX4 |
MINIMALightは、スラッとした円筒型をしており高さが12㎝ありますが、横幅は2.6㎝とコンパクトです。
そのため、道具箱の隙間に入るので収納場所に困りません。
キャンプにおいて持ち運びしやすいのは凄く良い点ですね!
内臓バッテリー2,500mAhのUSB充電
MINIMALightは、USB充電式で端子はマイクロUSBです。
充電に要する時間は、3時間です。
USB充電式であるため、電池いらずで省コストです。
また、モバイルバッテリーの役割も果たすため、スマホの充電がなくなった時に重宝します。
ただし、モバイルバッテリーとしての機能は、お守り程度に考えていたがいいでしょう。
恐らく、MINIMALightの容量では、スマホのフル充電には少し心もとない気がします。
色温度は暖色、温白色の切り替え可
MINIMALightは、暖色と温白色の2色切り替えが出来き、それぞれ2段階の光量調整が出来ます。
明るさ | 強 | 弱 |
温白色 | 200lm | 100㏐ |
暖色 | 180㏐ | 80㏐ |
こうして見てみると暖色の弱モードは、80ルーメンなんですね。
私は、キャンプする際ほとんど暖色の弱モードを使用しています。
暖色弱は、目に優しい感じのやんわりとした灯りで気に入っています。
このモードでも十分テーブル上が照らせます。
そして、稼働時間は下表のとおりです。
稼働時間 | 強 | 弱 |
温白色 | 約6h | 約10h |
暖色 | 約6h | 約10h |
22時頃には消灯して就寝することをルールとしているキャンプ場が多いです。
17時~22時の間で使用することを想定しても十分な稼働時間だと思います。
防水レベルは、IPX4
防水レベルのIPX4とは、「あらゆる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響を受けない。
(防沫形)」を意味します。
そのため、雨の中で使用しても大丈夫な作りになっています。
キャンプでは、突然の雨に打たれることがざらにあります。
MINIMALightなら、急な雨に打たれても問題なく使用できるので安心ですね!
ただし、本体上部のシリコンキャップをしっかり装着している状態での防水性能ですので、キャップはしっかりと装着しておきましょう!
ハンディライトにもなる
MINIMALightはハンディライトにもなります。
照射距離は、100mまで届きます。
このハンディライト機能は、キャンプで夜トイレに行く際によく使用しています。
足元の必要な範囲をしっかりと照らせるため、テント周辺に張られたガイロープなどに引っかかることがありません。
また、必要な部分を照らすことが出来るため、他のキャンパーに迷惑をかけることがありません。
3.MINIMALightの欠点
MINIMALightの長所について書いてきましたが、欠点についても記載していきます。
周辺パーツが少ない
他の人気コンパクトLEDランタンと比べて、オプションパーツが少ないです。
GoalZeroやレッドレンザーは、アンバーグローブやランタンカバーなどのパーツが多く販売されており、自分好みのカスタムが可能です。
しかしながら、MINIMALight用のカスタムパーツはあまり見かけません。
もちろんGoalZero用のカスタムパーツが使えないこともありませんが、ほとんどの商品がMINIMALightでの使用を想定してないため、工夫が必要かもしれません。
下方向を照らす際工夫が必要
MINIMALightは、横方向360度を照らすことには長けています。
しかしながら、下方にLED電球がないため、下方を照らすことが出来ません。
そのため、ランタンスタンドなどに吊るして使用すると下方は暗くなってしまいます。
ランタンスタンドに吊るして使用する場合は、①ランタンシェードを使用して光を下方に反射させる、②ランタンを横向きで吊るす などの工夫が必要になります。
①については、私は革で自作のシェードを作りました。
自作シェードを作るまでは、写真の様に本体のループをシェラカップの取っ手通した状態で固定して光を反射させていました。
②については、月間中年キャンプさんという方がメルカリで販売している「コブラシェード」を使用するのをおすすめします。
ハンドメイド品なので、なかなか入手困難かもしれませんが、良く考えられた製品で値段もリーズナブルな上にコンパクトに収納できます。
不要な方向まで照らしてしまう
LED電球が360度ついているため、照らす必要のない方向まで照らしてしまいます。
これについても不要な方向に光が漏れないように自作シェードを作成しました。
自作シェードを作成するまではシェラカップで対策していました。
4.まとめ
MINIMALightは、コスパとデザイン性に優れた商品だと思います。
GoalZeroが品薄で価格高騰している現在、GoalZeroに取って代わるコンパクトLEDランタンになりうる存在だと思います。
しかし、まだ周辺パーツの少なさや使用に際して工夫する点があるのも事実です。
自分なりに自作パーツでカスタムするのもキャンプの楽しみだと思います。
あれこれ工夫や工作することが好きな人には、おすすめのライトです!
では皆様、良いキャンプライフを!
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