レザーランタンシェードの作り方(MINIMALight用)

ランタン

こんにちは!

普段、私はテーブルランタンとしてMINIMALightを使用しています。

以前の記事「MINIMALightはテーブルランタンにおすすめ」でも紹介しましたが、MINIMALightはコスパの良いコンパクトLEDランタンです!

携帯性も高くキャンプにおすすめのランタンです。

しかしながら、ランタンを直視すると眩しいという欠点があります。

そこで、ランタンシェードやグローブで光を柔らかくしようと思い、ネットでカスタムパーツを探しました。

MINIMALightのカスタムパーツは少なく、価格も高騰していることもあり、挫折しました。

そこで、「無いなら自分で作ればいいか!」と思い立ち、自作したので紹介します!

材料
  • 革(15㎝×15㎝、厚さ1.2㎜程)
使う道具
  • コンパス
  • カッターナイフ
  • タオル

では、作り方を書いていきます。

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1.型をとる

まず、革にコンパスで円を描き、型をとります。

円は、革の裏側(ツルツルしてない方)に描いてください。

今回は半径7.5㎝の円にしました。

次に、MINIMALightの本体の径部分の円を描きます。

MINIMALight本体の径が2.6㎝なので、気持ち小さめの半径1.2㎜にしました。

次に本体径円から5㎜ずつ外に向かうように円を描いていきます。

一番外の円と外から二番目の円の間は5㎜以上あります。

そこも5㎜で取ろうとしたら半端になるため、5㎜以上で残しました。

コンパスで円を描く際は、コンパスがズレない様に注意して下さい。

円がズレると完成形がいびつな物になります。

私は、本体径の円がズレました。

また、円を描く時革の裏側に鉛筆で跡をつけますが、革の種類によっては跡が付きにくい場合があります。

その場合は、コンパスを鉛筆からペンなどに変えてください。

次に、円を8等分する線を描きます。

2.カッターナイフで切る

いよいよカッターナイフを使い革を切る作業です。

この作業は、結構ドキドキします。

私は、革にコンパスで跡をつけただけなので、カッターナイフで切り目を入れる際、頻繁に線を見失いました。

安全・簡単に作業を進めたい方は、コンパス作業時に鉛筆じゃなくてペンを使うのが良いでしょう。

まず、一番外の円にカッターナイフを入れます。

次に、一番内側の円にカッターナイフを入れます。

それっぽい形になってきました。

次の工程から5㎜幅に取った円にカッターナイフを入れるわけですが、下写真の様に円8等分をグループ分けします。

そして、カッターナイフで下写真の様に隣グループと段違いになるように革に切れ目を入れます。

同じグループ内での切れ目間隔は、1㎝になります。(5㎜幅を一つ飛ばしに切れ目を入れるため。)

隣合わせの切れ目が繋がらない様に気を付けましょう。

グルーピングと段違いに切ることを守れば、切れ目が繋がることはないです。

革裏から見ると切れ目がある様には見えませんが、

表を見ると切れ目がしっかり入っています。

そして、隣の切れ目と離れており、段違いになっています。

↓この部分にほんのわずか切れ目を入れています。

この切れ目を入れることでMINIMALightの持ち手部分が通る様になります。

切れ目を入れすぎるとMINIMALight本体に通した際ユルユルになるので気を付けてください。

3.切れ目を伸ばす

次に切れ目を伸ばす作業です。

まず、タオルを水で濡らし絞ります。

革を絞ったタオルで包み、手で押さえて水を浸み込ませます。

タオルで包んで30秒程で水が浸み込み、革の色が変わります。

↑before

↓after

革に水が浸み込んだら、次は切れ目を伸ばしていきます。

下の写真の様に切れ目の一番下からジグザグに縫う様に指を通していきます。

そして、親指と中指でつまむようにして人差し指が入った部分の革の形を整えます。

8等分した部分全てを行うと、編み込まれたパイ生地の様な形になります。

そして、この編み込みパイの様になった革を両手で下の写真の様にクッシャッと軽く握ります。

そうすることで平べったい傘の形から立体的な円錐の様な形になります。

円錐の様に立ち上がった革の切れ目を下に伸ばす様に広げて行くと下の写真の様になります。

これで完成です!

濡れた革が乾く過程で形の形成がしやすくなります。

そのため、乾燥させつつ切れ目を伸ばしたり、両手で包み込むようにしてクッシャとすることで形を整えてください。

4.MINIMALightに装着

MINIMALightに装着する際は、本体上部にヘアゴムを巻き付けることで革がずり下がるのを防止しています。

ダサいですが、革を装着したらヘアゴムは見えないので問題ありません。

完成形の見た目がマツボックリみたいですよね!

なので、私は「マツボックリシェード」と呼んでます。

点灯するとこんな感じです。

革の切れ目から漏れる光が程よく周りを照らしてくれます。

また、MINIMALightの「直視すると眩しい問題」もこのシェードで解決できました。

そして、何より波打つような影が格好良くお洒落です!

5.まとめ

今回はMINIMALightのシェードを革で作成してみました。

この方法を応用すれば、他のLEDランタンのシェードを作成することも出来るはずです。

また、今回かかった費用は、革購入代の1900円です。

20㎝×30㎝の革を購入したので、このランタンシェードが2つ完成しました。

1個当たり950円です。

今、世の中に出回っているランタンシェードは3,000円から高い物は10,000円以上する物まで…

それを考えると800円でお洒落なランタンシェードが簡単に出来るのでコスパ最強ですね!

是非、今回の記事を参考に自作ランタンシェードを作ってみてください。

では皆様、良いキャンプライフを!!

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